【第5回】30代現役衛生士のマウスピース矯正日記<歯が揺れるワケ>

前回、アタッチメントを除去してから安心して食事ができるようになりました。

噛み合わせが変わってきてる違和感から、固いものやお肉がすこし噛みにくい感じがありますが、それ程差支えはありません。

歯は少しずつしか動かないので、見た目の変化も分からないですが、ロスや歯間ブラシを通したときに以前に比べると明らかに隙間ができているのを感じます。

少しずつでも動いてきてくれていると、お手入れするときに嬉しくなります♪

一体どのようにしてマウスピースで歯が動くのか??

そもそも、なぜマウスピースによって歯が動くのか疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

歯は歯槽骨という骨で支えられています。歯と歯槽骨には歯根膜という繊維が存在します。

通常、歯根膜は一定の間隔を保っていますが、マウスピースによって歯に力が加えられると歯槽骨の中で歯が動き、それに合わせるように歯根膜も引っ張られます。

歯根膜は、このバランスが崩れた状態を修正しようと細胞の力を借ります。

歯と歯根膜の間隔が窮屈になった側には骨を溶かして隙間を作り、間隔が広がった側には骨を作って間隔を埋める、このようにして歯は移動したまま歯と歯根膜の距離も元通りになります。

つまり、歯を溶かしたり作ったりする仕組みを利用して歯を移動させます。

矯正治療で歯を動かせる最大移動量はおおよそ1カ月で1mm程度と言われています。

どんなに力をかけても、これ以上は歯は早く動きません。

あまり強い負荷をかけてしまうと、歯に余計な力がかかってしまうことにより、歯が傾斜してしまったり、歯根吸収を起こす可能性が高くなります。

インビザラインはマウスピース一枚で0.2~0.25mm程、歯を動かすことができます。

力をかけすぎたり、力が弱すぎたりすることがなく、常に最適な力をコントロールすることができるのがインビザラインの良い所です!

歯科衛生士さん

見た目の変化はあるのか!?

歯の移動は1カ月に最大でも1mm程度となりますので、見た目の変化に気づくのは難しいです。

マウスピース矯正では歯の移動に合わせて作られた複数のマウスピースを定期的に交換していきますが、1つずつ、少しずつ形が異なる為、マウスピースを交換するごとに歯が動いていることに気づくことはできます。

マウスピースを新しく交換した最初の日、次の日は負荷もかかり締め付けられたような感覚が強く、矯正力が働いてくれていると感じます。

見た目の変化を感じるのはまだまだ先になるかと思いますが、確実に歯が動いてきてると実感できます!

食事のしにくさや、締め付けなど、まだ慣れないこともありますがこのまま順調にマウスピース矯正を進めていきたいと思います!

歯科衛生士さん

インビザライン無料診断シュミレーションは随時受け付けております。

【かたおか歯科クリニックのインビザライン】

<1> 矯正専門の歯科ではないので、クリーニングやむし歯の治療だけでなくインプラントも含めた総合的な治療が可能です。

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