前回今回は矯正をするためのスペースを作る抜歯について感じたことを皆様にお伝えしていこうと思います!私自身人生で初めての抜歯でしたので患者さん目線で感じることが多くありました!
抜歯をしたことがない患者さんは特に麻酔の注意点はどんなことがあるのか不安な点などたくさんの疑問があると思います。
怖がりな私自身の視点と歯科衛生士だからこそ感じたこと、抜歯後の変化、注意点もお伝えしていこうと思います!
これから初めて抜歯をされる患者さん、初めてではないが怖いという患者さんが感じる不安や緊張が少しでも軽減できれば幸いです。
治療を進めてから現在の変化
これは正面から見た現在の歯並びです。パッと見て歯を抜いた状態には見えないですが、上の歯2本・下の歯2本抜いた状態です。
これは右側の写真です。横から見るとはっきりと抜いた状態が分かりますね。
これは左側の写真です。こちらも右側と同じではっきりと抜いたと分かりますね。
抜歯した状態でも1個目のマウスピースを抜歯をしていなかった状態と同じように装着しておきます。そうしなければ歯が間違った方向に移動してしまう可能性があるからです。
抜歯をしたことによって少しですが噛み合わせが変わったように感じ、食事が取りにくいように感じます。お米が食べにくいです。抜歯した後の歯茎は徐々に塞がってきますが最初のうちは空いているので詰まったりします。無理に詰まったものを歯ブラシや爪楊枝で出そうとはしないでください、歯茎を傷つけてしまい傷の治りが遅くなってしまいます!
個人的にはうどんなどの麺類が食べやすいです。噛み切りにくくなっていますので、大きいものは避けた方がいいと思いました。
抜歯の前の麻酔は緊張する
抜歯が初めての患者さんはまず針を歯茎に刺すのが不安に感じ緊張すると思います、何回か抜歯をしたことがある患者さんでも苦手な人も同じようになると思います。私も不安に感じ緊張しました。
いきなり針を刺すのではなくまずは歯茎にゼリーの麻酔薬を塗っていきます、麻酔が効くのに数分時間をおきます。これを表面麻酔といいます。
表面麻酔が効いてきたら歯茎に針を刺す注射の麻酔をします。表面麻酔が効いているのもありますが針がとても細いので刺すときの痛みはほとんどありません。私は痛みを感じなかったです。
麻酔液を入れるときは圧が生じるので少しですが違和感はあります。この違和感は4回体験しましたが慣れなかったです。
麻酔が効いてくると唇と麻酔を打ったところ全体的に重く、不思議な感じがしました。少し顎を動かしてみたら本当に動かせているのか分からなくなりこれが麻酔による感覚が鈍くなってい状態かと実感しました。
麻酔は2~3時間効いています。効果がなくなるまでは本当に大丈夫かなと感じたりするかもしれませんが徐々に効果なくなってきます。私は噛むときの感覚から戻ってきて最後に唇の感覚が戻りました。唇の麻酔の感覚は長く残るようでした。
上の歯に麻酔を打ったら鼻のところまで感覚がにぶくなりました。飲食は問題ないです。下の歯の麻酔は水が飲みにくく感じました、なので飲食の際注意してください。
麻酔がまだ残っている状態で食事をされる際は頬・唇をかまないようにすること、やけどに注意してください!
抜歯をしてみて
まずは麻酔が効いているのか確かめます。痛みがある場合は遠慮なく教えて下さい、麻酔をたします。痛みがない場合は歯に力をかけて抜いていきます。
麻酔が効いているので口がちゃんと開いているのか感覚が鈍くなっているので顎がしんどくなりやすいです、顎がしんどくなりましたら遠慮なく手を挙げて教えて下さい。休憩を取っていただきます。
力をかけて抜くのでメキメキと嫌な音は聞こえますが麻酔が効いていたので痛みはなかったです。
次回歯を動かすための圧力がかかるようにアタッチメントをつける
抜歯をしたので次は歯を移動させます!そのために歯にアタッチメントをつけます。
アタッチメントとは、マウスピースが歯にしっかりと固定され歯を動かすための圧力がかかるように設置する白い突起物です。歯に直接接着させます。
歯とほぼ同じ色の樹脂の材料を使うので目立たないです。
これから実際に歯が動いていくのでこれからの歯並びの変化が凄く楽しみです!
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