矯正治療中は歯を動かす為に痛みが出ます。
ワイヤー矯正よりもマウスピース矯正の方が痛みは少ないとされてますが、どちらも歯が動くときに生じる痛みや違和感はあります。
そんな痛みがある中でも食事を楽しむ為の注意点についてお話ししたいと思います。
ごはんが食べにくくてツラい~!!
食事のときに噛むと痛みが出て、ごはんが食べにくいと感じることも多いです。
食事のしにくさや痛みのせいで食欲がなくなったり、食事の代わりに飲み物やサプリで済ませてしまうと身心にとってもよくありません。
きちんと食事ができないと、集中力がなくなったり、イライラしたり、発汗、ふらつきの原因になり日常生活にも支障を出るかもしれません。
風邪も引きやすくなり、体調不良にも繋がってきます。
どんなものを避けたらいいの??
噛むときに痛いという理由から硬いものは避けた方が良いかもしれません。
前歯でかじるような食べ物もおすすめしません。
例えば、ハード系のパン、お煎餅、スルメ、硬いお肉、ホルモン、骨付きチキン、りんご、とうもろこし等、注意が必要です。
ハード系のパンは噛むときや噛みちぎるときに痛みがでますし、お肉も部位によっては噛みちぎれません。
矯正中、前歯は特に歯の揺れもありますので、とうもろこしや骨付きチキンを前歯で噛むような行為をするとより痛んでくる可能性が高くなります。
飴やアイスキャンディーもガリガリ噛まないようにして下さい。
ただ、全く食べれないというわけではなく工夫すれば大丈夫です!
小さく切ったり、割ったり、すりおろしたり、柔らかくするなど調理方法に気をつければ可能です!
硬いもの以外は大丈夫なの??
お肉や刺身の筋、春雨、えのき、こんにゃく等、硬くはないですが弾力があるために噛み切りにくいです。
ただ痛みはないのでゆっくり噛めば食事できますが、丸呑みは消化に良くないので無理しない方が良いかもしれません!
どんなものが食べやすくておすすめ!?
やはり、柔らかいものが食べやすいです!
リゾット、ひき肉料理、煮物、スープ、太めのうどん、豆腐、卵料理、グラタン、ヨーグルト、バナナやいちご等のフルーツは食べやすいです。
すり潰されているものや、舌だけで潰せるもの
固形系ではなく水分を多く含んでいるものがポイントです!
矯正中も前向きに食事を楽しみたい!
食事のときの痛みや違和感で矯正治療が嫌になったり、面倒に思うかもしれません。
食べ物の制限がストレスに感じるかもしれません。
ただ、食べ方や工夫によっては大体問題はありません。
私はインビザラインをはじめたことによって食生活を見直す良い機会になったと思っています。
インビザラインは20~22時間以上の装着が必要となるので、おやつをダラダラ食べることがなくなりました。
装着しているときは、基本的にお水以外がNGですのでジュースを飲む機会も減りましたので、虫歯のリスクも減っているかと思います。
栄養や食事のバランスについても考えるようになりましたので、矯正中の食事も前向きに付き合っていきたいと考えています!!
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